令和 2 年度(2020年)表彰
1. 優秀団体
1 立命館大学 51P
2 関西大学 42P
3 京都産業大学 31P
3 同志社大学 31P
2. 三大大会優秀団体
1 立命館大学 26P
3. 優秀選手
1 福島 秀太 関西大 33P
2 菊地 富太 京産大 30P
3 山内 海優 京産大 28P
4 薬師 うい 立命館大 27P
5 藤井 恵 大阪府大 24P
5 山畠 龍一郎 京産大 24P
7 濱田 朋希 神戸大 22.5P
8 岩下 直斗 京産大 20.5P
9 西田 空花 関西大 19.5P
10 江藤 駿 関西大 18.5P
10 山田 栞名 関学大 18.5P
4. 優秀馬匹
1 月望 関学大 19.5P
2 カリエーレ 関西大 18P
2 千駿 関西大 18P
2 S. ベロニカ 関西大 18P
2 メイサ 京産大 18P
2 R. ファインタイム 立命館大 18P
5. 特別賞
(個人)
永合 更良々 関西大 第 70 回 全日本学生賞典障害馬術競技大会 1 位入賞 乗馬: 千駿
山畠 龍一郎 京産大 第 70 回 全日本学生賞典馬場馬術競技大会 8 位入賞 乗馬: アルファルド
第 63 回 全日本学生賞典総合馬術競技大会 11 位入賞 乗馬: ブルーアース
武道 芙紀 同志社大 第 70 回 全日本学生賞典障害馬術競技大会 9 位入賞 乗馬: シロッコプラダ
荒川 将暉 関西大 第 70 回 全日本学生賞典障害馬術競技大会 11 位入賞 乗馬: アドラブル・チャバリト
田中 蒼 同志社大 第 70 回 全日本学生賞典障害馬術競技大会 12 位入賞 乗馬: BIZ ザミーラ
吉川 郁人 立命館大 第 70 回 全日本学生賞典障害馬術競技大会 14 位入賞 乗馬: 龍蘭
齋藤 希美 立命館大 第 63 回 全日本学生賞典馬場馬術競技大会 2 位入賞 乗馬: R. ファインタイム
大井 千帆 立命館大 第 63 回 全日本学生賞典馬場馬術競技大会 3 位入賞 乗馬: 龍景
森本 修平 立命館大 第 63 回 全日本学生賞典馬場馬術競技大会 8 位入賞 乗馬: 龍旺
薬師 うい 立命館大 第 63 回 全日本学生賞典馬場馬術競技大会 9 位入賞 乗馬: R. イレニオ
福島 秀太 関西大 第 63 回 全日本学生賞典総合馬術競技大会 8 位入賞 乗馬: 千翔
松下 奈央 関学大 第 63 回 全日本学生賞典総合馬術競技大会 10 位入賞 乗馬: 月舞
江藤 駿 関西大 第 63 回 全日本学生賞典総合馬術競技大会 13 位入賞 乗馬: 千優
原田 広夢 関学大 第 63 回 全日本学生賞典総合馬術競技大会 15 位入賞 乗馬: 月桜
(団体)
関西大学 第 70 回 全日本学生賞典馬場馬術競技大会 団体 2 位
同志社大学 第 70 回 全日本学生賞典障害馬術競技大会 団体 3 位
立命館大学 第 63 回 全日本学生賞典馬場馬術競技大会 団体 2 位
令和 2 年度 全日本学生馬術大会 3 種目総合 2 位
京都産業大学 令和 2 年度 全日本学生馬術大会 3 種目総合 7 位
以上
全日本学生馬術大会2020を終えて
立命館大学体育会馬術部 監督 阿部憲二
本年度の全日本学生馬術大会2020は、当初5日間予定でしたが、新型コロナ感染症対策で競技実施日は3日間に短縮して、11月1日(日)~11月3日(火)〔10月31日は練習競技を実施〕の日程で山梨県馬術競技場(北杜市小淵沢)において開催されました。
当馬術部は障害・馬場馬術は団体で、総合馬術は個人で出場し、本年度の目標に掲げたように馬場馬術は団体優勝、3種目総合成績においては昨年度の第3位以上の成績を目指しました。
【戦績】
障害馬術は関西予選で団体優勝したので4頭の出場枠を付与されましたが、当部には障害馬は3頭しかいないので1枠返上して龍晨(りゅうしん)&城戸優希選手(4回生)、龍冥(りゅうめい)&森本修平(3回生)、龍蘭(りゅうらん)&吉川郁人(2回生)の3頭で出場。また、通常は2日間で2回走行するが開催期間短縮のため、今年度は同日に午前中と午後の2回の走行で行われました。
第1走行目は3頭の総減点が6点でトップの日大と2点差の第2位で終えました。午後の2回走行目も午前と同様の走行を期待したのですが、全馬減点を増やしてしまい3頭の総減点が24となりトータル減点は30点。各馬とも予選会からの好調を維持していただけに後半の崩れは痛く、結果も団体第5位となってしまいました。他校が2走目で成績を上げる中、粘り切れなかったのは馬のポテンシャルや体力の違いもあると思いますが、選手の実戦経験・勝負への執着不足などの要因が考えられます。
馬場馬術については、例年規定演技で団体戦を競い、翌日に規定演技上位10頭による自由演技で個人順位を決めていましたが、今年度は規定演技で団体・個人とも順位を決定することとなりました。
立命からは4頭出場し、団体枠で3頭・個人枠で1頭が出場。競技は雨天の中、日大とのマッチレースの様相となりました。1頭目龍景(りゅうけい)&大井千帆選手(2回生)の成績は立命が上位でしたが、2頭目のRイレニオ&薬師うい選手(4回生)は獣医師より歩様が気になると準備運動中にストップが掛かりました。その後、歩様チェックと協議が長引き出番まで時間がなくなりそのまま出場しました。結果、準備運動不足が影響し想定していたよりも得点率が伸びませんでした。最終出番のRファインタイム&齋藤希美選手(2回生)は若干ミスがあったもののいい演技で締め括りました。個人枠で出場した龍旺(りゅうおう)&森本修平選手(3回生)も最後の停止で躓いたものの上々の演技を見せてくれました。一方、日大の団体枠3頭目の馬は得点率が伸びず最後までもつれた展開となりました。結果、団体枠3頭の得点率合計は日大が194.346、立命館大が194.193となりその差わずか0.153%で惜敗し、団体準優勝となりました。内容的には差がなく互角の戦いだっただけに、Rイレニオのアクシデントが残念です。個人戦は第1位桜陽(日大)得点率66.500、第2位Rファインタイム(立命)&齊藤希美選手66.154、第3位龍景(立命)65.192とこちらも僅差で優勝を逃してしまいました。1つのミス、1つのポイントアップで着順は入れ替わっている差でした。
総合馬術については、団体(3頭)が組めず龍宮(りゅうぐう)&城戸優希選手(4回生)の1頭で個人戦に出場しました。同競技は通常3日間・1頭の馬で馬場馬馬術・クロスカントリー・障害馬術を行いますが、今大会は2日間で行われました。龍宮は初日の馬場馬術では好位につけ、2日目のクロスカントリーも障害減点なしで走行しましたが大きくタイム減点があり順位を下げました。最後の障害馬術も落下したものの完走し個人34位になりました。
3種目総合(障害馬術・馬場馬術・総合馬術競技の総合成績)では、日大に次いで第2位・準優勝となりました。これは創部以来の最高順位となりました。
【総括】
障害馬術は第1走行好成績もあり団体5位、馬場馬術は団体優勝校と0.153差の惜しい準優勝、3種目総合は昨年の3位を上回る準優勝という結果で、当初の馬場馬術競技団体優勝、3種目総合で昨年の3位以上の目標にほぼ近い成績が残せました。内容もこれまでの全日本学生馬術大会の中で1番よかったと思います。それだけに馬場馬術の0.153差の悔しさがあります。
障害馬術については、関西予選で団体優勝し、今大会も第1走行は龍冥&森本選手と龍蘭&吉川選手が障害減点なしでタイム減点1のみ、龍晨&城戸選手も1落下の障害減点4と好調でした。これは各馬とも騎乗者とマッチした走行で安定感が出てきた結果と言えます。あと課題は2走行目に同様の成績が残せるようにすることです。そのためには何が必要か?改めて分析・検討し、今後の練習計画を組み立てていきたいと思います。また馬についても4頭出場の権利があったのに、3頭しか出場できなかった現状に鑑み何とかもう1頭障害馬を揃える段取りも考えて行きます。
馬場馬術については、団体優勝を目標にしていただけに、0.153%の差は非常に悔しい思いとともに、実力は日大と遜色ないとの実感も持てました。特に今年は通常の人馬の調整に加え、実際の審判員に来厩願い演技の採点をしてもらいました。また動画を送付して審判員目線からの指導も受けました。これにより、各選手とも演技の留意点が明確になり精度も上がりました。それが今回の接戦に繋がった一因と考えています。そのうえで、来年度は0.153の壁を明確にクリアして堂々とした優勝を目指したいと思います。クリアするための方策は今後、十分に検討し着実に実行していきます。
総合馬術については、当初は団体出場を目論んでいましたが、予選会での失敗(クロスカントリーで2頭が失権)があり龍宮1頭のみの参加となってしまいました。同馬は昨年新馬だったのですが、昨年度の全日本学生の総合馬術に出場し完走しています。本年度はハミ受けが改善され安定感が出て来ました。特にクロスカントリーで障害物を拒否することなく走行する点において優秀です。だた、足が遅く規定タイム内にゴール出来ず、大きくタイム減点が加算されるので上位進出が難しくなっています。
一方、団体出場することで(たとえ失権であっても)団体ポイントが付与されるので、3種目総合でさらに上位を目指すためには総合馬術も団体で参加することが必須となります。そこで今後については、龍宮は継続的に調教を進めさらに完成形を目指す、龍瓔(りゅうえい)は全日本学生総合ベス10に入る実績馬ですが、予選会のクロスカントリーで騎乗ミスにより人馬転倒をしてしまい今年度の参加ができませんでした。騎乗者とのマッチィングも含め再度、立て直していきます。今年の新馬龍弾(りゅうひ)は高いポテンシャルがありますが、騎乗者が総合馬術競技のビギナーだったこともあり予選会のクロスカントリーで完走できませんでした。同馬も騎乗者とのマッチィングも含め、さらに馴致や競技会に出場にすることで総合馬としての育成を進めていきたいと考えていきたいと思っています。
全日本学生馬術大会については、本年度はぎりぎりまで同大会が実施されるか不確定でした。全国では地区大会や予選会が開催できないところがあり、ビデオ審査による予選会実施など苦労して開催にこぎつけました。さらに、コロナ禍で学校によっては部活動が停止したままや、廃部に追い込まれた馬術部もありました。このような状況下で開催が実現したことは、関係各所や関係者のご尽力に感謝するとともに、立命館大学馬術部が無事に参加し、さらに好成績が残せたことは大学のご理解とスポーツ強化オフィスの全面的なご協力、山崎部長、松岡・竹村副部長、吉田教官、篠宮・宇賀神コーチ、そしてOB会の皆様の多く支援と保護者の方々の応援がお陰であり心より感謝いたします。また、何よりも少ない人数と頭数で精一杯頑張ってくれた部員と馬たちに最大限の敬意を表したいと思います。
そして、今年度果たせなかった目標は、次年度への宿題として継続的に取り組んで参りたいと思います。引き続きのご支援よろしくお願い致します。
新型コロナウイルスの影響により、競技会が変則的になるため注意事項を記載します。
今年の関西の競技会については新型コロナウイルス対策のため手続を踏まないと入場することができません。選手、関係者、保護者関係なく入場する人はもれなく全員手続が必要となります。一般の方は入場できません。また、入場証もプリントアウトして車にのせていないと入場できないので、気をつけてください。入場証については個別に送付させて頂きますので、メッセージにてお問い合わせ下さい。手続の手順は以下になります。
〇提出するもの
誓約書、ヘルスチェック
誓約書は各個人で試合前日までに提出
ヘルスチェックは会場入り後毎日提出
提出期限が違うので注意して下さい。
以上、お手数をお掛け致しますが宜しくお願い致します。
山梨合宿・総合馬術講習会 3/23~29
第40回スクーリングジャンプ&ドレッサージュ&イベンティング
関西学生馬術連盟主催の競技会
2020年度の競技会日程 (競技実施日ベース)
競技日 |
競 技 会 名 |
競技会場 |
情 報 |
3/26 |
第14回 関西学生馬術スプリングトライ |
三木ホースランドパーク |
中止 |
5/4~5 |
第55回 全関西学生馬術大会 |
三木ホースランドパーク |
中止 |
日本馬術連盟公認・カテゴリー☆ |
|||
5/4~5 |
第51回 関西学生新人馬術大会 |
三木ホースランドパーク |
|
5/17 |
第41回 学生馬術東西対抗競技会 |
津久井馬術場 |
延期(期日未定) |
9/5~6 |
第63回 関西学生賞典総合馬術大会 |
三木ホースランドパーク |
当初通り |
9/5~6 |
第45回 関西学生複合馬術大会 |
三木ホースランドパーク |
|
9/19~20 |
第55回 全関西学生馬術大会 |
三木ホースランドパーク |
日程変更 |
9/19~20 |
第51回 関西学生新人馬術大会 |
三木ホースランドパーク |
|
9/19 |
第55回 関西学生賞典馬場馬術大会 |
三木ホースランドパーク |
日程変更 |
9/20 |
第55回 関西学生賞典障害馬術大会 |
三木ホースランドパーク |
|
9/19~20 |
第58回 関西学生馬術選手権大会 |
三木ホースランドパーク |
日程と形式変更 |
9/19~20 |
第56回 関西学生馬術女子選手権大会 |
三木ホースランドパーク |
|
9/19~20 |
第51回 関西学生自馬馬術大会 |
三木ホースランドパーク |
中止 |
<確定事項>
・9/5~6 には当初予定通りに賞典総合馬術大会、複合馬術大会を実施します。
・9/19~20 に賞典馬場馬術大会、賞典障害馬術大会を実施します。
・9/19~20 には、予選以外の競技会(大会名は全関西?)、新人馬術大会を実施します。
全関西?では従来の全関西の全競技を実施するわけではありません。
・9/19~20 には、自馬による選手権大会、女子選手権大会も実施します。
・9/19~20 の自馬大会は不実施としますが、一部競技は全関西?に組み込みます。
詳細が決まりましたら、お知らせします。【関西学生馬術連盟の記録より】
2020年度全日本学生馬術連盟主催競技会日程
競技日 |
競 技 会 名 |
競技会場 |
10/17~18 |
第92回 全日本学生馬術選手権大会 |
中止 |
10/17~18 |
第56回 全日本学生馬術女子選手権大会 |
中止 |
11/1 |
第63回 全日本学生賞典障害馬術競技大会 |
山梨県馬術競技場 |
11/2 |
第70回 全日本学生賞典馬場馬術競技大会 |
山梨県馬術競技場 |
11/2~3 |
第63回 全日本学生賞典総合馬術競技大会 |
山梨県馬術競技場 |